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そうめんばかり食べる2歳の偏食に足したい栄養5つ

そうめんばかり食べる2歳の偏食に足したい栄養 今日の食事どうする(偏食・食べない)

暑い日、2歳がそうめんばかり食べる。「麺しか勝たん」状態で、ごはんもおかずも拒否。親としては、栄養が偏っていないか心配になりますよね。

でも、そうめんを食べてくれるなら、それを土台に栄養をちょい足しする方法があります。無理に別メニューを食べさせようとするより、食べられるものに少し足すほうが、親子ともラクな日もあるんです。

この記事では、そうめんばかり食べる2歳の偏食に足したい栄養を5つ紹介します。麺しか勝たんな日でも、栄養をちょい足しすればそれで十分だったりするんです。

正直に言うと、私自身も超偏食の息子(3歳)に同じ夏を何度も越えてきました。管理栄養士なのに我が子がそうめんしか食べない。あの焦り、痛いほどわかります。だからこそ、今日からできる現実的な足し方だけをまとめました。

そうめんばかりでも実はそこまで心配いらない理由

そうめんばかりでも実はそこまで心配いらない理由

まず、いちばん伝えたいことから。

2歳が数日そうめんばかり食べていても、すぐに栄養失調になるわけではありません。子どもの体は、1日単位ではなく1週間くらいの幅で帳尻を合わせていく力を持っているんです。

「今日食べなかった」で落ち込まなくて大丈夫

暑い時期は、大人でも食欲が落ちますよね。子どもはもっと正直に「のどごしのいいものしか入らない」となります。そうめんは、まさに夏の体が欲しがる食べ物だったりするんです。

だから、今日そうめんしか食べなかったとしても、それは体の声を聞いた結果だったりします。「全然食べてくれない」と毎食ジャッジするより、3日〜1週間でゆるやかに見るほうが、親の心も軽くなります。

私は息子が1歳台のころ、毎食「これしか食べなかった」とメモしては落ち込んでいました。でも小児科の先生に「1週間トータルで色がそろってればいい」と言われて、肩の力がふっと抜けたんです。

そうめんは「悪い食べ物」ではない

そうめんは、消化がよくてエネルギーになりやすい炭水化物です。暑さで弱った胃腸にもやさしい。つまり、夏の主食としては悪くない選択なんです。

問題は「そうめん=栄養がない」ではなく、「そうめん<だけ>だとたんぱく質・ビタミン・鉄が足りなくなりやすい」という点だけ。逆に言えば、足りないものを少し足せば、それでバランスは整っていきます。

ポイント

そうめんは敵ではありません。「やめさせる」のではなく「足す」発想に切り替えるだけで、夏の食卓はぐっとラクになります。

「とはいえ、何をどう足せばいいの?」という方も多いと思います。同じ食べないでも理由は子どもによって違うので、幼児の偏食がひどい原因5つと克服のコツもあわせて読むと、足す前の土台がわかりやすくなります。

足したい栄養1 たんぱく質で体をつくる

足したい栄養1 たんぱく質で体をつくる

そうめんに足したい栄養の筆頭が、たんぱく質です。

たんぱく質は、筋肉や血、肌、髪をつくる材料。成長期の2歳には特に欠かせません。そうめんだけだと一番抜け落ちやすいのが、ここなんです。

そうめんに混ぜ込めるたんぱく質

大事なのは「別皿で出さない」こと。2歳は別メニューを見ると警戒します。だから、そうめんの中に溶け込ませるのがコツです。

たとえば、ゆで卵を細かくほぐして麺にからめる。ツナを少しのせる。豆腐を小さく崩して一緒に。しらすを散らす。これだけで、たんぱく質がしっかり足せます。

めんつゆに溶き卵を流してかき玉風にするのもおすすめです。麺と一体化するので、「卵が入ってる」と気づかれにくいんです。

✕ NGな例

「お肉も食べなさい」と焼いた肉を別皿でドンと出す。2歳は見た目で身構えて、結局そうめんすら食べなくなる。

◎ 正しい例

ほぐした卵やツナを麺に最初からからめておく。「いつものそうめん」の延長として、自然に口に入る。

少量でも十分という安心感

2歳に必要なたんぱく質は、大人が思うより少なめです。卵半分、豆腐ひとかけ、しらす小さじ1。それくらいの量でも、毎日コツコツ足せば足りていきます。

「たくさん食べさせなきゃ」と気負わなくて大丈夫。ひとさじ入った、それで合格くらいの気持ちでいきましょう。

足したい栄養2 ビタミンとミネラルを彩りで

足したい栄養2 ビタミンとミネラルを彩りで

2つ目は、野菜から取れるビタミン・ミネラルです。

夏はとくに汗で失われやすく、体調を崩す原因にもなります。でも「野菜を食べなさい」が一番効かないのが、この偏食期だったりしますよね。

のどごしに紛れ込ませる

そうめんのいいところは、のどごしのよさ。だから、やわらかく細かくした野菜なら、麺と一緒にするっと入りやすいんです。

すりおろしたにんじんをめんつゆに溶かす。トマトを小さく刻んでのせる。とうもろこしの粒を散らす。オクラを刻んでねばりごと麺にからめる。彩りも出て、見た目から食欲も上がります。

どうしても固形の野菜を嫌がる子には、野菜をゆでて細かくしためんつゆ(具入りつゆ)にしてしまう手も。麺をつけるだけで野菜が口に入ります。

豆知識

夏野菜のトマトやきゅうりは、水分とカリウムが豊富。汗で失われたミネラル補給にぴったりで、火を使わず出せるのも暑い日に助かります。

「ひと口入った」を積み重ねる

野菜は、一度で克服しようとしないことが大切です。今日はにんじんひとかけ、明日はトマト1粒。少しずつ「見慣れる・食べ慣れる」を増やしていきます。

野菜全般のすすめ方については、子供が野菜を食べないときの食べさせ方7つのコツでも具体的にまとめています。あわせて読んでみてくださいね。

足したい栄養3 鉄分は意識しないと抜けやすい

足したい栄養3 鉄分は意識しないと抜けやすい

3つ目は、見落とされやすい鉄分です。

鉄は、体に酸素を運ぶ大事な栄養。不足すると、なんとなく元気がない・顔色が悪い・疲れやすい、といったサインが出やすくなります。そうめん中心の食事では、特に足りなくなりやすいんです。

そうめんに足せる鉄分食材

手軽なのは、しらす・ツナ・卵黄・刻んだ小松菜・きなこです。きなこは、ゆでたそうめんに少しまぶすだけでも香ばしくて、意外と食べてくれる子がいます。

納豆を細かく刻んで麺にからめるのも、鉄とたんぱく質を同時に足せる優秀コンビ。ねばりで麺がまとまって、フォークですくいやすくなるのもいいところです。

ポイント

鉄分は、ビタミンCと一緒だと体に取り込まれやすくなります。トマトやブロッコリーなど、彩り野菜を少し添えるだけで効率アップです。

サインに気づけたら十分

鉄不足は見えにくいので、不安になりすぎなくて大丈夫。気になるときは、健診で相談すれば血液検査で確認してもらえます。家庭では「鉄を含む食材をローテに入れておく」くらいの意識で十分なんです。

私は息子の鉄分対策に、しらすときなこをよく使っていました。どちらも常備しやすくて、麺にぱらっとかけるだけ。続けやすいものを選ぶのが、結局いちばんの近道だったりします。

足したい栄養4 油とエネルギーで活動を支える

足したい栄養4 油とエネルギーで活動を支える

4つ目は、見落としがちな「良い油」とエネルギーです。

子どもは体が小さいわりに動き回るので、たくさんのエネルギーを必要とします。夏バテで食が細るときこそ、効率よくエネルギーを取れる工夫があると安心なんです。

ひとたらしの油で栄養価アップ

ゆでたそうめんに、ごま油やオリーブオイルをほんの少したらす。これだけで、エネルギーが上がり、ビタミンの吸収も助けてくれます。風味も出て、食が進む子もいます。

すりごまを散らすのも手軽。香ばしさで食欲を引き出しつつ、良い油と鉄・カルシウムも足せます。仕上げにぱらっとかけるだけなので、忙しい日にもぴったりです。

豆知識

食欲がガクッと落ちる真夏は、量より「ひと口の栄養密度」を上げる発想が役立ちます。油・ごま・きなこは、少量で栄養を底上げできる夏の味方です。

食べる量が少ない日の考え方

暑くて食べる量自体が少ない日もありますよね。そんな日は、無理に量を増やそうとせず「入ったひと口の中身を濃くする」ほうが現実的です。

暑さで食が進まないときの主食アイデアは、暑くて食べない子に出したい手づかみごはん7選も参考になります。麺以外の選択肢も少しずつ広げていけたら理想ですね。

そうめんばかりの偏食とうまく付き合うまとめ

そうめんばかりの偏食とうまく付き合うまとめ

最後に、いちばん大事なことをもう一度。

そうめんしか食べない時期は、ずっとは続きません。涼しくなって体が回復したり、成長で味覚が変わったりすると、自然と食べられるものは増えていきます。今は「足してしのぐ」で十分なんです。

足すだけでバランスは整っていく

たんぱく質、ビタミン、鉄、油。この4つをそうめんに少しずつちょい足しするだけで、栄養はぐっと整います。別メニューを作る必要も、無理に食べさせる必要もありません。

同じ「白い主食ばかり」のお悩みなら、白米しか食べない幼児に試したい5つの対処法でも同じ「足す」発想を紹介しています。考え方は共通なので、きっと役立ちます。

そうめんに足したい栄養5つのまとめ
  1. たんぱく質(卵・ツナ・豆腐・しらす)を麺に混ぜ込む
  2. ビタミン・ミネラルは細かい夏野菜でのどごしに紛れ込ませる
  3. 鉄分はしらす・きなこ・刻み納豆で意識して足す
  4. 良い油(ごま油・すりごま)でエネルギーと吸収を底上げ
  5. 1食ではなく1週間で色がそろえばOKと考える

がんばっているあなたへ

毎日「ちゃんと食べさせなきゃ」と気にかけている時点で、もう十分すぎるくらいがんばっています。そうめんしか食べない夏も、ちょい足しでちゃんと乗り越えられます。

完食より、楽しい食卓。麺しか勝たんな日も、笑って一緒に食べられますように。今日からひとさじ、できることから始めてみてくださいね。

明日の自分がラクになる準備

もうひとつだけ。夏のそうめん期を乗り切るなら、ちょい足し食材をまとめて常備しておくと、毎食ラクになります。卵・しらす・ツナ缶・きなこ・すりごま。どれも日持ちしやすくて、麺にぱらっとかけるだけ。「今日は何を足そう」と迷う時間も減るんです。

私は冷蔵庫のいちばん手前に、しらすとツナを定位置にしていました。疲れてヘトヘトな夕方でも、手が勝手に届く場所に置いておく。それだけで「ちゃんと足せた」が続けやすくなったりするんです。完璧じゃなくていい。続く工夫が、結局いちばん栄養になります。

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